日本語フォントの年間契約サービスをまとめてみた

前置きもそこそこに

 こんにちは。突然ですが和文フォントって高いですよね。いちいち購入してたらお財布がもちません。そんなみんなの救世主が「毎年定額払えばフォント使い放題」というサービスなわけですが、使える書体の数や種類から、ついてくる特典の種類、ライセンスの詳細や価格など、サービスごとにまったく異なっています。そこで、現在利用可能な和文フォントの年間契約サービスをすべてリストアップして、それぞれの特徴についてまとめてみました。記事の最後には簡単な比較表もあるので、参考にしてみてください。
 注意事項として、価格はすべて税抜に統一しています。8%になる瀬戸際の時期ですし、分かりやすいようにね。また、当然ながら収録書体数や種類、サービス詳細についてはこの記事を書いている時点での情報です。特にライセンスについては、念のため自分で問い合わせることを推奨します。それと記事中のライセンスについての表記にあらかじめ補足をしておくと、「ロゴ」は商標登録をしない場合を想定しています。「映像字幕」「ゲーム」はいずれもフォント自体を組み込みはせず、画像化した場合を想定しています。

MORISAWA PASSPORT

 フォント業界トップシェアのモリサワが展開しているサービスで、リュウミンや新ゴなどデザイン界隈で定番の書体が自由に使えるとあって人気を博しています。また、ヒラギノや秀英体、タイプバンクの一部書体まで使用できるのも魅力。
 多国語書体も充実しており、英字書体ではFontBureau*1の書体、中国語書体はARPHIC*2と漢儀科印*3の書体、韓国語はSANDOLL*4の書体が使えます。ちょっと引くくらい充実してますね。
 購入もヨドバシカメラやケーズデンキなどの量販店でできるので手が出しやすく、さらにモリサワが運営しているWebフォントサービス「TypeSquare」も無料で使えるという至れり尽くせりっぷり。ただし、TypeSquareで使える書体はモリサワパスポートに入っているものとまったく同じなので、この点に関しては後述するフォントワークスLETSの方が勝っていますね。また、お値段も他サービスに比べるとちょっと強気の年間5万円。もちろん収録書体数も他の追随を許さないとはいえ、ちょっとたじろぐ価格ではありますね。

収録書体
モリサワ132ファミリー606書体*5、ヒラギノ24ファミリー102書体、タイプバンク58ファミリー153書体
多国語書体
欧文:FontBureau13ファミリー30書体
中国語簡体:ARPHIC5ファミリー5書体、漢儀科印5ファミリー5書体
中国語繁体:ARPHIC3ファミリー5書体
韓国語:SANDOLL2ファミリー5書体
代表的な書体
リュウミン、新ゴ、秀英明朝、ヒラギノ角ゴ、UDタイポス
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電子書籍PDF○、電子書籍ePub✗、映像字幕○、ゲーム○
特典
WebFont使用可(TypeSquare)
価格
49800円/年(3年・5年契約だと割引)、学生向けプランあり*6
契約方法
家電量販店やamazonなどで購入
Webサイト
http://www.morisawa.co.jp/font/products/passport/

MORISAWA PASSPORT ONE

MORISAWA PASSPORT ONE

フォントワークスLETS

 業界一位のモリサワの対抗馬・フォントワークスが展開するのがこのサービス。フォントワークスの書体、ここのところ見かける機会がかなり多いですね。特にアニメ業界なんかまさに御用達という感じです。また、白舟書体という筆文字専門のファウンダリの製品も使えます。高品質なデザイン筆文字の選択肢が多いというのは、他サービスにはない魅力ですね。
 こちらもモリサワパスポート同様、多国語展開にある程度力を入れています。中国語はARPHIC、韓国語はYoon Design*7のものが使用できます。なお、欧文書体に関しては……数はあるにはあるのですが、モリサワがFontBureauというしっかりとしたファウンダリと提携してフォントを提供しているのに対して、こちらは言ってみれば「寄せ集め」という印象が拭いきれません。5530書体のうちのいくつかについて調べてみましたが、ある書体は「5000書体も入ってたった30000円」という一山いくら商品に収録されているものですし、別の書体は個人が公開しているフリーフォントです。クオリティの面でも第一線で使えるかというと多少疑問符が残りますし、数だけあっても……というのが正直な気持ちですね。和文に関しては本当に質の高い書体を作るフォントワークスが、いったいどうしてそんなものを、と一ファンとして嘆くばかりです*8
 さて、フォントワークスLETSの大きな魅力の一つが、ライセンスが非常に寛大である点です。特にePub形式の電子書籍にサブセットフォントをバンドル*9してもいいと答えたのはフォントワークスだけ。神か。また、「FONTPLUS」というWebフォントサービスも無料で使用できます。こちらはTypeSquareと違って、使えるフォントの数もかなり多いです。フォントワークスLETSで使用可能なフォントワークス・白舟書体の他にも、モトヤ、イワタ、ヒラギノでおなじみ大日本スクリーン製造、そしてなぜかモリサワの書体も使えます。使えるフォントでベン図を描くと、FONTPLUSの中にTypeSquareがほぼすっぽり収まる感じなんですが、どういうことなの……。
 また、価格がお手頃なのもいいですね。入会金を払う必要があるのが難点ですが、その後は3年契約だとたったの年間24000円です。実際安い。ただし、入会や更新の方法はかなり煩雑。今どきオンラインで手続きできないなんて……という気持ちはすっごくあります。何とかならんのかと毎年更新時期になると理不尽さに下唇を噛んでいます。

収録書体
フォントワークス94ファミリー278書体、白舟書体48ファミリー48書体
多国語書体
欧文:5530書体
中国語簡体:ARPHIC9ファミリー9書体
中国語繁体:ARPHIC5ファミリー9書体
韓国語:Yoon Design12ファミリー26書体
代表的な書体
ロダン、スーラ、筑紫オールド明朝、筑紫丸ゴシック、鯨海酔候
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電書PDF○、電書ePub○、映像字幕○、ゲーム○*10
特典
WebFont使用可(FONTPLUS)、素材集使用可
価格
入会金30000円*11+会費36000円/年(3年契約の場合は24000円/年)、学生向けプランあり
契約方法
フォントワークスより郵送された申込書に記入し、取扱販売会社にFAXか持参
Webサイト
http://www.lets-member.jp/about/

TypeBank PASSPORT

 モリサワの完全子会社、タイプバンクが展開するサービス。実はもともとタイプバンクってフォントワークス陣営だったんですよ。かつてはタイプバンクLETSというサービスを展開して、後述するイワタとともにモリサワ陣営に対抗する立場だったんです。しかしタイプバンクLETSがスタートした翌年に無情にもモリサワに株式をすべて握られ、その後2年ほど「モリサワの完全子会社なのにフォントワークス陣営でサービスを展開」という割とわけの分からない状態だったんですね。2012年にようやくタイプバンクLETSが終了し、タイプバンクパスポートに切り替わりました。
 タイプバンクの書体は有名どころはだいたいモリサワパスポートにも入っているため、「タイプバンクパスポートじゃないとダメ!」という場面は少ないかもしれません。ただし、タイプバンクの一番の売りとも言える書体「タイポス」シリーズは、「UDタイポス」を除いてはモリサワパスポートに入っていません。うまい商売やりよんな、といった感じですね。
 タイプバンクパスポートはモリサワパスポートと違い、外国語フォントやWebフォントサービスはついてきません。また、店頭で購入することもできないので注意しましょう。とはいえフォントワークスと違ってメールで注文できるので楽ちんですね。21世紀ですからね。

収録書体
126ファミリー332書体*12
代表的な書体
TBクラシック明朝、漢字タイポス、タイポスオールマイティ
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電書PDF○、電書ePub✗、映像字幕○、ゲーム○
価格
36000円/年
契約方法
ダウンロードした申込書に記入し、FAXかメール
Webサイト
http://www.typebank.co.jp/passport/

イワタLETS

 金属活字時代からの歴史ある書体メーカー、イワタの展開するサービス。イワタ細明朝体は小説などの本文書体として見ることも多いですし、新聞に使用される書体もイワタ製品がシェアの半分ほどを占めているようです*13。朝日新聞専用の書体をデジタルフォント化したのもこの会社。ただし、こちらは今のところ単体販売のみで、イワタLETSには入っていません。基本的に明朝体やゴシック体などの基本書体がメインで、デザイン書体はほとんど入っていません。
 使用する際に気をつけなければならないのが、フォントワークスLETSとライセンス条項が大幅に異なるということ。電子書籍に使用できないというのが他社にない制限なので、注意が必要です。ただし、PDFの作製・配布自体は認められているので、PDFを無料で配布するか、有料で販売するかどうかが判断の分かれ目になるようです。
 こちらもフォントワークスLETSと同様、オンラインでは手続きができません。

収録書体
39ファミリー117書体
代表的な書体
イワタ明朝体、イワタゴシック体オールド、イワタ新聞明朝体
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電書PDF✗、電書ePub✗、映像字幕○、ゲーム○
特典
WebFont使用可(FONTPLUS)、素材集使用可
価格
入会金30000円*14+会費36000円/年(3年契約の場合は24000円/年)
契約方法
イワタより郵送された申込書に記入し、取扱販売会社にFAXか持参
Webサイト
http://www.lets-member.jp/iwatalets/about/

ニィスレンタルフォント

 ニィスといえば年賀状ソフトにたまにバンドルされている「ウインR」や「ナミキPOP」などが一般的には有名ですね。他にも「じゃんけん」や「神楽」などはライトノベルの表紙の常連です。他にも激細書体の「カル」なんかも、広告で見かけることが多いですね。
 ニィスのレンタルフォントが他と一線を画しているのは、「全フォントが使える高価格プラン」と「20書体に限定して使える低価格プラン」の二種類を用意している点です。例えば明朝体やゴシック体のような定番書体は他のサービスで間に合ってるから、先ほど挙げた「じゃんけん」や「神楽」のような特徴的な書体だけが使いたい、というようなニーズにがっちり合致するのが魅力ですね。実際に僕もニィスの書体でどれが欲しいかなあと舌なめずりしてみたところ、割と20書体で事足りる結果となりました。
 ただしこのニィスという会社、ライセンスがめちゃくちゃ厳しいです。動画の字幕やゲームなんかに使うこともできませんし、PDFにして無料配布することも禁止です。それらの行為はすべて別途料金が必要になるので、基本的には「通常の印刷物で本文や見出しに使う」ことしかできません。見出しはOKですがタイトルロゴになるとNGなので要注意。あれ、そうすると特徴的な書体だけ寄せ集める意味って……。

収録書体
60ファミリー148書体
代表的な書体
カル、ウインZ、神楽、彩滉、じゃんけん
ライセンス
商用印刷○、ロゴ✗、電書PDF✗、電書ePub✗、映像字幕✗、ゲーム×
価格
48000円/年(20書体限定版は18000円/年)
契約方法
取扱販売店かニィスのサイトで購入
Webサイト
www.nisfont.co.jp/products/rent/all.html

NIS Font Windows版 OpenType Font(20フォントレンタル版)

NIS Font Windows版 OpenType Font(20フォントレンタル版)

DynaSmart

 フォントに興味を持った人が一番最初に手にすることで有名なダイナフォント。みんなもバンバン綜藝体と金文体を使ってこ! そんなダイナフォントが2010年から開始したサービスがDynaSmartです。
 そうは言ってもダイナフォントの書体が使いたいんなら、大量に入っててめちゃ安の例のパックを買えばええやん、と思う方も多いでしょう。しかしあれはTrueTypeの書体しか入っていません。TrueTypeはOpenTypeに比べると、収録されている文字数がかなり少ない、異体字の制御ができない、Macだと高解像度で印刷できないなど難点が多く、個人が趣味で利用する程度に限られます。ダイナフォントのOpenType書体が欲しいなら、DynaSmartに入りなさい、ということですな。
 ダイナフォントはもともと台湾のファウンダリで、そのため筆書系の書体が充実しており、また他の国産書体にはあまり見られないデザインも多いのが特徴です*15。ただその一方、漢字の出来はまずまずですが、かながどうにも……ということも多いので、その辺りには一定の留保が必要かも。
 そういった経緯があるので、当然のごとく中国語のフォントも充実しています。しかもモリサワパスポートやフォントワークスLETSと異なり、和文も中国語も同じダイナフォントが制作しているため、両言語でまったく同じデザインを保つことができるという、この会社ならではの利点もあります。なお、めちゃ安パックでもおなじみ欧文3007書体もついてくるようですが、それに関してはフォントワークスLETSの欧文書体と同様です。
 なお、意外にもライセンスは厳しいので注意が必要です。印刷物以外には基本的には使えないと思った方がよいでしょう。

収録書体
207ファミリー328書体
多国語書体
欧文:3007書体
中国語簡体:23ファミリー33書体
中国語繁体:23ファミリー33書体
代表的な書体
金文体、新宋体、綜藝体、クラフト遊、クラフト墨
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電書PDF✗、電書ePub✗、映像字幕✗、ゲーム✗
価格
25000円/年(TrueTypeつきの上位版は30000円/年)、学生向けプランあり
契約方法
家電量販店やamazonなどで購入
Webサイト
http://www.dynacw.co.jp/dynasmart/

DynaSmart NOW!

DynaSmart NOW!

FONT1000

 最後に一風変わったサービスをご紹介。こちらはこれまで紹介したような「フォントファウンダリが自社で開発したフォントをまとめて頒布」というタイプのサービスではなく、「デザイナーが投稿したフォントをまとめて頒布」というもの。なのでリンク先のフォント一覧を見れば分かるとおり、個性的な書体ばかりが肩を並べています。参加しているデザイナーも七種泰史氏*16や味岡伸太郎氏*17、大崎善治氏*18など有名どころ揃いで、書体の品質もかなり高いです。
 難点があるとすれば、サービスの性格上、明朝体やゴシック体のような普段使いできる書体がほとんどないことや、かなのみの書体が多く、漢字書体であっても収録文字は第二水準までに限られるということでしょうか。しかしライセンスも比較的ゆるめで*19、唯一ネットでダウンロード購入できるという手軽さも有り、オススメのサービスと言えます。

収録書体
84ファミリー157書体
代表的な書体
キリギリス、ベイビーウォーク、雅楽、ブロックライン、ラインボード
ライセンス
商用印刷○、ロゴ○、電書PDF○、電書ePub✗、映像字幕✗、ゲーム○
価格
30000円/年
契約方法
デザインポケットMOJIなどにてダウンロード購入
Webサイト
http://www.font1000.com/

比較表

サービス 書体数 基本書体*20 デザイン書体 欧文 中国語 韓国語 Webフォント 素材集
MORISAWA PASSPORT 861 30 10 5
フォントワークスLETS 326 5530 18 26
TypeBank PASSPORT 332
イワタLETS 117
ニィスレンタルフォント 148
DynaSmart 328 3007 66
FONT1000 157
サービス 商用印刷 ロゴ PDF ePub 映像 ゲーム 年額 入会金
MORISAWA PASSPORT 49800 0
フォントワークスLETS 36000 30000
TypeBank PASSPORT 36000 0
イワタLETS 36000 30000
ニィスレンタルフォント 48000 0
DynaSmart 25000 0
FONT1000 30000 0

結語

 確認できる範囲では、現在のところフォントの年間契約サービスは以上の7つでした。こうして並べてみると、それぞれ特徴があって面白いですね。ちなみに僕はモリサワパスポート、フォントワークスLETS、FONT1000の3つを利用しています。なお、白舟書体の筆文字は現在でこそフォントワークスLETSにすべて含まれていますが、去年までは白舟LETSという別サービスでした。僕は白舟書体の筆文字がすごく好きで、契約しようかすごく悩んでいたんですよ。でも年間50000円はちょっとなあと思っていたのですが、まさかフォントワークスLETSに統合されるとはね。いい時代になったものだ。また、以前は昭和書体(旧コーエーサインワークス)も年間契約サービスを提供していました。昭和書体は白舟書体と同じ筆文字専門のフォントファウンダリですが、こちらは白舟書体よりも本格的な「書」といった趣の書体を開発しています。契約しようかどうかこちらも迷っていたのですが、いつの間にか公式サイトから年間契約サービスのページがなくなっていて、先日メールで問い合わせたところ「昨年の6月で終了しました」とのことです。がっかり。

タイポグラフィの基本ルール?プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック? (デザインラボ)

タイポグラフィの基本ルール?プロに学ぶ、一生枯れない永久不滅テクニック? (デザインラボ)

*1:アメリカ・ボストンのフォントファウンダリ。とくに高速道路の方向表示板書体をフォント化したInterstateが有名です。ただしInterstateはモリサワパスポートで提供される英字書体の範囲外。とはいえ同じく代表作のBenton Sansは使用できます。

*2:台湾・台北のフォントファウンダリ。日本語のフォントも開発していて、年賀状ソフトなどにバンドルされる書体として見かけることが多いです。AR行書体やAR丸ゴシック体のように、フォント名の先頭が「AR」で始まっていればまずこの会社の製品。

*3:中国・北京のフォントファウンダリ。中国印刷集団公司という国有企業の完全孫会社で、要するに中国の国有フォントファウンダリです。どうでもいいですがこの会社の製品の中に「秀英体」という書体があるのですが、日本の秀英体と似ても似つかぬ感じで、ちょっと面白いです。

*4:韓国・ソウルのフォントファウンダリ、というところまでしか分かりませんでした。ぼく韓国語読めないんです。しかもWikipediaに記事ないし、公式サイトは文章を画像化しまくってて翻訳サービスも使えないし。くそう、韓国のことちょっと嫌いになったぞ。

*5:地紋(4書体)・罫(20書体)・数字(224書体)、くいこみ数字(8書体)は便宜上各1ファミリーとして集計。

*6:モリサワパスポートに限らず、学生向けプランは商用利用がそもそもできないなど、ライセンスが通常版と大幅に異なることがほとんどですので、利用に際しては注意が必要です。

*7:韓国・ソウルのファウンダリ。もう勘弁してくれ! 韓国人はテキストを画像化するの好きすぎだろ!!

*8:まったく関係ありませんが、この欧文5530書体をつけるという決定の1ヶ月前に、フォントワークスはソフトバンクテクノロジーに株式を88%も握られてるんですよね……。いや、まったく関係ないんですがね。

*9:分かんない人には呪文みたいな文章だな。ePubという電子書籍用のファイル形式がありまして、フォントを指定する場合は、書籍内で使用する文字だけピックアップしたフォントファイルを、ePubファイルの中に埋め込んじゃうという意味です。これ自体はPDFでも同じことをやっているんですが、問題はePubファイルの正体がただのzipファイルで、拡張子さえ変えれば簡単に(一部の文字しか入っていないとはいえ)フォントファイルを取り出すことができる点。そのためほぼすべてのファウンダリがePubへのバンドルは認めていません。

*10:映像字幕、ゲームでの使用は別途契約(無償)が必要。

*11:イワタLETSに入会済みなら入会金は免除。

*12:タイポスは便宜上、横線の太さごとに1ファミリーとして集計。

*13:ちなみに新聞用書体でイワタと市場を二分しているのがモトヤ。他にもタイプバンクなんかも新聞用書体を手がけています。また、モリサワは毎日新聞専用の書体を開発しています。モリサワパスポートで使えるよ。

*14:フォントワークスLETSに入会済みなら入会金は免除。

*15:中国の書体としては一般的だったりするケースも多く、同じ漢字を使っていても国が違えばデザインも異なってくるというのは、なかなか面白いことですね。

*16:「キリギリス」や「ベイビーウォーク」のほか、モリサワパスポートに入っている「はるひ学園」などが有名。『書体を読む』という本も出しています。

*17:モリサワパスポート・タイプバンクパスポートに入っている「小町」「良寛」などのかな書体で有名。著書も多数。

*18:フォントワークスLETSに入っている「くろかね」が有名。『タイポグラフィの基本ルール』はとてもいい本です。

*19:足りない文字を自分で作ってOKなんて書いてある約款初めて見たよ。

*20:明朝・ゴシックなどを指します。