Stream Deckがめちゃくちゃ便利

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散財が続く

 前回はサイバーマンデーでecho showを買ったという話をしましたが、実は同時にもう一つ、Stream Deck XLというガジェットも買っていました。ただ、その話も同時にするとかなり長くなっちゃうかな、と。まあ本当は、あまり一度にトピックを消化しすぎるとすぐに書くことがなくなるので温存してたってだけですが。書くことがない時に「書くことがないです」ってだけの記事を更新するの、もうやりたくないからね……。

 で、Stream Deckとは何ぞやといいますと、……何なんですかね。説明が難しい。ボタンが32個並んだだけの機械なんですが、そのボタン一つ一つに好きな機能を割り振ることができるんです。例えばこのボタンを押すとIllustratorを起動するとか、このボタンにはCtrl+Sを割り付けるとか。で、それだけならロジクールのマクロキー付きキーボードやRazerの左手デバイスと何も変わらないんですが、Stream Deckのいいところはボタンが全部LCDパネルになっているんですよ。なので、自分の好きなアイコンを各ボタンに設定できる。これが強いんですよね。どのキーに何を割り付けたか覚えなくとも、アイコンを見れば一目瞭然なわけなので。

 もちろん左手デバイスと同様、ソフトごとにプリセットを切り替えることもできるので、同じボタンでもIllustratorを開いている時はこの機能、InDesignの時はこの機能、Chromeの時はこの機能……と無限に設定できるんです。便利すぎて不安になる。

 このStream Deck、もともとは動画配信者向けのツールらしくて、そのため「OBSでオーディオソースの有効/無効を切り替える」「Twitchで録画を開始/終了する」といった機能が最初から設定されています。また、公式サイトを見ても配信者向けの製品であることをかなり前面に押し出しています。なんなら動画配信専用のツールなのかなと思ってしまうほどに動画配信の話しかしていない。

 しかし、実際には動画配信以外でも十分に使えるツールです。例えば僕の場合、InDesignで頻繁に使うCtrl+Alt+R(ルビの設定)やCtrl+Shift+O(文字のアウトライン化)を割り付けたり、Teratermを開いている時は「systemctl reload hoge」とか「docker-compose up -d」とかのよく使うコマンドを割り付けたりして使っていますし、何ならテンキーとして使いすらしています。それは多分間違った使い方ですが。

 そんなわけで、Stream Deckは万人にとってめちゃくちゃ便利な機械だと思うので、みなさんもぜひ使ってみてほしいですね。まあ難点があるとすれば高いわけだが……。

 

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