椅子が壊れた
タイトルに書いてあることが全てです。
これ以上何をか書かんという感じなんですが、とりあえず椅子が壊れたんですよ。とりあえずで壊れないでほしい。壊れたといっても、完全に再起不能なほどに粉々に砕け散ったわけではなく、椅子の背を固定している4本のボルトのうち一本が破断して、背もたれがぐらつく状態になった感じです。背もたれを使わないのであればそのまま使用し続けることも可能なんですが、以前の記事で貼った写真からも分かるとおり、3枚あるディスプレイのうち2枚は上から見下ろす形で設置していまして、背もたれに身を任せた状態で使用することを前提としているんですよね。ストレートネックのためそうしないと首が痛むんです。
まあ、そんなレイアウトなわけなので四六時中リクライニングをかけた状態で椅子を使用していたわけで、そりゃボルトも破断するよな、という感じです。むしろよく保った方だよ。そんなわけで、もしこれが完全に再起不能なほどに粉々に砕け散ったのであれば、これ幸いといい感じのゲーミングチェアに買い換えもしたんですが、さすがにボルトの破断くらいであればそうもいきません。多少残念がりながら、ホームセンターにボルトを買いに行きました。
ホームセンターといえば、僕の部屋にはよく分からないものが割と多くて、そのうちの一つに「ホームセンターで買った重さ1kgの鉛インゴット」という謎アイテムがあります。実は先ほどリンクを張った過去記事の写真にもちらりと映っています。下側のディスプレイの足下。これ、友人とかに「実は部屋に鉛インゴットがあるんですよ~」って言うとだいたいひと笑い取れるので便利なんですが、まあ当然ひと笑いを取るために買ったわけではなく、ちゃんとした目的を持ってかったんですよ。
今はUSBマイクをグースネックスタンドの先につけて使っていますが、ちょっと前まではマイクの固定にはミニ三脚を使ってたんですよね。でも設置場所の関係上、マイクの頭部を下げる必要があって、そうすると三脚がバランスを崩して前方につんのめってしまう。なのでバランスを取るための重りとして重さ1kgのインゴットを買ったわけです。あまりスペースを取らない重りが望ましいので、そうなると容易に手に入る金属の中でも最も重い鉛を塊で使うのが一番合理的じゃないですか。今の文章は一般的には言い訳と呼ばれるものです。
ただまあ、僕は高校で物理を選択しなかったので、どれくらいの重さがあれば重りとして役目を果たせるかの計算ができなかったんですよね。とりあえず1kgあればよくない? と思って買ってきたんですが、まあ無常にも三脚は前方につんのめりましたよね。あの時物理を選択していればこんなことには……。
それ以来、鉛インゴットくんは何の役目も果たすことなく、たまにひと笑いをとるための道具として部屋に鎮座し続けています。かわいそう。でもさ、ゴミに出そうにもこれ、何ゴミなのか分からなくないですか? まあ確実に燃えないけど、燃えないゴミってそういうことじゃないと思うし。金属ゴミかなあとも思ったけど、金属ゴミってもっとこう、ネジとかそういうのを想定しているのであって、1kgの鉛の塊は想定してないのでは? という気持ちもある。だいたい金属ゴミなんてそうそう出ないわけで、ゴミ袋に1kgの鉛の塊だけ入れて提出することになるじゃん。迫力がありすぎんか?
そんなわけで、これちょっとどうすればいいか分からないな……となりながら、鉛インゴットくんはペット感覚で僕の机の上に居続けます。最後まで書いてから思ったけど全然タイトルに書いてあることが全てじゃないな。タイトルは釣りです。